「おもちゃの片付け」
について興味深いお話がありますので、紹介したいと思います。
「しあわせ脳に育てよう」という本。
これは、長年、人工知能の研究に従事されてきた、株式会社感性リサーチ 代表取締役の黒川伊保子さんの著書です。
この本は、まだ子供を授かる前に出会った本で、人間の0才~15才の間に起きる脳の成長とそれに絡めた子育てアドバイスが
書かれている、子育て中のママにおすすめの本で、私も今まで何人もの友人に紹介してきました。
その中で、
男の子のお母さん向けに
赤ちゃん期のアドバイスがあります。
お部屋や家のあちこちにおもちゃを広げて(散らかして、とも言いたくなりますが)遊ぶ子供につい、
「もう遊ばないおもちゃは、片づけてから遊びなさい!」
と言いたくなりませんか?
我が家でも、まだ長男が保育園に通っていたころ、お部屋のあちこち、家中のあちこちにおもちゃを出して遊ぶ長男に、そんな注意をしたくなっていました。
しかし、このあちこちに出しているおもちゃ。
男の子は生まれつき
「近くより、遠くに興味が行く」
脳の持ち主で、手元のおもちゃより
少し離れた場所にあるおもちゃに興味を示し、そのおもちゃへの距離計算をして、空間構成力を養っている・・・・らしいのです。
また、数字やメカに強い男の子らしい脳に育てたいと思ったら、少なくとも3メートルくらいの範囲におもちゃがバラバラに転がっている状態が望ましい、とも。
私たちにとっては長男が一人目の子供だったので、どこのご家庭でも同じかと思いますが、たくさんのおもちゃを買ったり、いただいたりで家にはいろんなおもちゃがあり、遊びだしたら部屋中おもちゃ、なんてことはしょっちゅう。
キレイ好きのママには少々ツライ状況ですが、男の子の赤ちゃんが遊ぶときは思い切りおもちゃを広げて遊ばせることは、大切なことのようです。
そして遊び終わったあとで、適切な収納の仕方で片づける、というのがイイですね。
遊んでいる最中に離れて置いてあって今は遊んでいないから、と勝手におもちゃを片づけるのは脳の成長上おススメではないようです。
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