大分の整理収納アドバイザー 板井善江です。
毎日暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
子供の夏休みということもあり、大分県立美術館で開催中のジブリ展へ行ってきました。
トトロや猫バスなど、みただけで子供が喜ぶセットだけでなく、最初のイラスト案や制作過程がわかる素材の展示も数多くありましたが、私がもっとも面白いと感じたのは、映画のキャッチコピーが決定するまでの鈴木プロデューサーとコピーライターの糸井重里さんの直筆でのFAXのやりとりの展示です。
思考を重ねて紡ぎ出したコピー案。それに対しての微妙なニュアンスの変更及び追加リクエスト。
直筆だからでしょうか、余計にその時の臨場感が伝わってくるようでした。
広告における表現の一切は、数学的にいう「正解」が初めから明らかではありません。
クライアントの思いを汲んで、巧みな言葉の引き算、調理などをし、思いを突くコピーで表現する。
着地するまで、どれだけの時間を要したんだろうとか、どんな際どいやり取りがあったんだろうかとか、勝手ながらいろんな想像をしながら楽しみました。
週末で来場者が多かったので、できればもう一度じっくり見てみたいと思います。
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