大分の整理収納アドバイザー 板井善江です。
先週予定を変更した結果、今日は貴重なフリーの時間ができました。
そのタイミングで偶然興味深い講演会があることを知り、今日は行ってきました。
演題は
「ほめる達人という生き方で笑顔に、元気に!」というもので、ほめる教育研究所 代表の竹下幸喜先生の講演です。
ほめる といえば、真っ先に思い浮かんだのが子育てのシチュエーション。
長男を授かり10年が過ぎた近頃は、勉強や習い事、躾のことなどで子供を注意することが多くなっているという事実。
ほめて伸ばそうという思いもありますが、実際のところはそれだけでは前に進めないこともある。
子供のことだけでもいろいろありますが、生活全般を見回すとなんだか気持ちに余裕がなくなってはいないかと思っていたタイミングでこの講演会を知り、聞いてみたい!と興味津々。
また、私自身が講師としてセミナーや講演会の機会にお話をさせていただく立場になりましたが、皆様にお話しさせていただくことをアウトプットとすれば、新しいことを整理収納のジャンルを超えてインプットしたいという思いも強く、その点でも学びとして良い機会だと思いました。
ほめる とは。
お話を聞くまでは、漠然と上手なほめ方を学ぶのかと思っていましたが、もっと深いお話を聞くことができました。
例えば、ほめる とは「人、モノ、出来事の価値を発見して相手に伝えること」。
「人、モノ、出来事の価値を発見する 」ための相手との向き合い方。
そしてそれを「伝える」ために必要なこと。
特に心に刺さったのは、正しいことをそのまま伝えても相手の心に響かない、ということ。
正しいことを伝える時は、相手が傷つきやすいということを知っている方がいい、ということ。
身近な存在の人、例えば家族に対して、そこをきちんとふまえて言葉にできていたかどうか。
こうすることが正しいから、することが当たり前。
そんな当たり前のことができていない時に、どう伝えていくのか。
まずは、相手が今がんばっているところを認めて感謝を伝える。
ほめて終わるのではなく、次のステップを必ず伝えることが大事、ということ。
振り返って反省しながら、なるほど!と大切なことを学んだように思います。
他にも、会話の主導権は話すほうではなく受け手が持っているということをワークを通して改めて確認。
相手の話に手を止め、目を見て聞くこと、そしてうなずくこと、笑顔を向けることでどれだけ話す側の話がしやすくなるかということを確認しながら、時間に余裕がない時の子供との会話のシーンを思い浮かべては、これまた反省でした。
大切なことを改めて確認できたり、振り返ったりできた貴重な時間となりました。
これからの生活に絶対生かそう!と心に決めた有難い内容でした。
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