大分の整理収納アドバイザー 板井善江です。
暑さの和らいできた晩秋から、まだ寒さの厳しくない初冬は片付けがすすむ季節ではないかと思います。
いまはまさにそんな時期にあり、暇をみつけては自宅の収納を見直したり、モノの整理を進めているところです。
つい先日、長男の部屋の収納スペースにあるものを確認していた時に、久しぶりに長男の成長の記録を集めた「思い出ボックス」の中身を確認しました。
その中には、妊婦健診時にもらったエコー写真を貼り付けて思いを綴ったノートや、長男を出産した産婦人科が作って下さった出産直後の写真をまとめたアルバム、出産直後に長男の頭に被せていたニット帽、生まれた日の新聞記事などなど、どれを見ても長男が生まれるまでの期待と不安、そして生まれた後の喜びを思い起こしてくれるようなものばかり。
片付けの際にはそんな思い出のものを見入っては進まないのですが、この時ばかりは敢えてその時間を取りたいと思い、妊婦健診の際に綴ったノートや産後すぐのアルバム、また、長男が2歳の時に夫と一緒にメッセージを書いて送ったバースデーカードなどを丁寧に見ていきました。
一つ一つ読み返すと、いまではそこまで覚えていなかったあの時の様々な感情の変化をもう一度思い起こすことができ新鮮な気持ちになりました。
そして今ではすっかり大きく成長した長男ですが、生まれた時は、無事に生まれてきてくれたこと、ただそれだけで十分だという思いであったことを思い出し、できないことや足りないのではと思うことをみつけては心配して注意したり、叱ったりしている今の私自身のあり方をちょっぴり反省。
時の流れとともに忘れかけていた大事なことを、そのボックスを開けて中を見ていくことで思い出すことができたように思います。
将来は長男本人にその管理を任せたいので、出来るだけコンパクトに残してあげたいと思っています。
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