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子育てと収納②

子供部屋の使い方については、
子供たちの「リビング学習」が増えてくると
自部屋がもっぱら「寝る」だけとなり、
自然と目的に合わせて部屋の使い方が決まっていることもあるでしょうし、家庭の中での子供の人数や同性同士かどうかなど、子どもの成長と共に子供からの要望や、部屋の総数で目的別に一部屋ずつ割り当てるのが難しいこともあるかもしれませんが。



一部屋ずつとはいかなくても、空間をテーマや用途に分けて考えることが「ゾーニング」。
モノの収納場所を考える際に、大切なポイントになります。


例えば家庭内にある様々なモノをどのように合理的に収納するかは、このゾーニングの考えを整理することが大切です。


部屋の作りや広さ、他部屋との関係、窓の位置や部屋の明るさ、外部との関係、行動動線、誰のためなど・・・。
そのゾーンをある用途に割り当てるには、様々なことを考えて決めることで、その時点での適切なゾーニングが可能になってきます。


ゾーニングをした上でそのゾーンに必要なモノの収納場所を決めていくことで、そのモノを使う際にさっと取り出せる「定位置」を決める手前のモノを収納するエリアが決まります。


さて、今回のブログテーマは「子育てと収納」。
ゾーニングに重なる目的をも含む「物理的構造化」の考え方は、このテーマを考える際に生かせることがあると、療育の訓練室を見ていて思いました。


③に続く