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気持ちよく暮らすためのもの


とても興味深い本に出会いました。


それは、

「世界のアーティスト250人の部屋 人生と芸術が出会う場所」。

(サム・ルーベル著 青幻舎)


その本ではアート、建築、デザイン、ファッション、文学、音楽など様々な分野で活躍するクリエイティブな人たちの私邸が250軒紹介されています。


家の中、とりわけよく過ごす部屋のインテリアや空間の作り方はその人の趣味やライフスタイル、心地よさを集めた場所で、まさにその人自身を表しているかのよう。


写真を見ていくと、様々なインテリアがあって、お部屋といってもその空間のつくり方は無限だと感じます。


様々なインテリアがあっても、住み心地よくあるためにはモノの置き方にリズムやバランスの取り方があり、統一感やその部屋なりのカラーがでていて大変興味深く感じます。



常日頃、整理収納のことを考える時に、モノの整理ができ、収納が整っているからこそインテリアが生き、暮らしやすい空間ができるものだと感じています。


どのようなインテリアでまとめるかということも考えの整理であり、何を生かすか、何を除いていくかの整理がなされなければ心地よい空間は生まれません。

そして収納は人の動きである動線を作り、それによって住みやすさが大きく変わるもの。


お部屋の印象を決めるインテリアを作る上で、心地よい空間を作るためのモノの整理と収納は、切っても切り離せない大切な過程となります。


それぞれのお部屋の写真を見ながら、そこに住む人がどんなことが好きなのかとか、ここでどのように時間を楽しんでいるのかということをイメージするのも、この本を鑑賞する大きな楽しみとなっています。