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優先するもの

つい最近、自宅の納戸にあるモノを整理しました。
8月までは暑くてなかなか作業出来なかったのですが、モノが増えてきたことが気になり改めて納戸にあるものを考えてみると明らかに不要だと思うモノが思いついてきたからです。

以前整理した時に、手放すか少し考えたいモノを整頓して収納していましたが、時間が経ちそのものを持っておいても生かすことがなかったので、使わないものをどんどん出してみると…ゴミ袋5袋分もありました。
自分でも驚きです。

手放すかどうか少し考えたいと思っていたモノが占領していたスペース、どうしようかとこれまで考えてきた時間、でも生かすことができるかもしれないので様子を見てみようという思い。

この「スペース」「時間」「思い」を、これまで持っていたモノに対して費やしてきたと感じました。

少しだけ俯瞰的にこのことを考えてみた時、家の中のスペースは有限であり、モノを置くことによってそのスペースの使い方はかなり限られてきます。
さらにこの場所はただではなく、支払っている住宅ローンの一部であることは間違いない事実です。

次に時間も有限であるという事実。
時間ばかりはお金で買うことができないもので、もしかするとスペースよりも価値があるものかもしれません。
ずっと何かを繰り返し考えることに使う時間が、私たちの暮らしをより良くするためのものであるのなら、費やす時間も価値があるものだと言えるでしょう。

そんなスペースの価値と時間の価値を考えた時に、そのモノを手放すことができない何かしらの思いがどれくらいの価値として勝っているか。
もしなかなか手放せないモノがあれば、そんな天秤が必要なように思います。


生活の中では意識しないとどんどんモノが増えていくものです。
定期的なモノの整理を生活の中で習慣としていくことが、片付くお家づくりには欠かせません。