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手放す

梅雨の天気が続く毎日ですね。

今週、空いた時間にしたことの一つが、保管していた思い出のモノを手放す、ということ。



これまで定期的に、家の中にある様々なモノを整理してきましたが、整理するタイミングでこのまま持っておくか、手放すかをすぐに決められないモノはあります。


そんな中でも、すぐに決められないモノのNo. 1は、やはり「思い出があるもの」です。


特に、子供のモノは、思い出が重なってスムーズに決められないことはありますよね。


すぐに決められないときは、期間を決めて保管する、という方法でタイミングを待ちます。

今回、そのタイミングがやっときたのが、この子供用のゴルフセットでした。



長男は長子ということもあり、いろんなことを経験させたいと様々な習い事に通いましたが、ゴルフもそのうちの一つ。

小学校低学年のころに通っていた時に使っていたものです。


慣れないゴルフクラブを振るフォームを後ろから見ていた夫が、指導という体で後ろから口を挟み、親子でやんやと賑やかに練習をしていました。

あーでもない、こーでもないと言い合いながら、まだ幼かった長男が夫にプチ反抗をしていた練習時間が、今となれば懐かしい思い出です。




その頃一緒に連れ出されて、練習が終わるのをを待っていた次男。
おやつを食べながらご機嫌な様子。

食べている間はいいものの、飽きると歩き回ったりして、その相手もしながら練習風景を見ていました。




あれから7年。
すっかり大きくなった長男には子供用のクラブは短くてもう使えませんが、状態が良く、家の納戸で大切に保管していましたが、今回の整理のタイミングで手放す時がきました。


長男自身も手放すことには賛成。
ゴルフを習った後は、別の球技を楽しみ、また今は興味の対象が別のところへ。

ゆっくりそのタイミングを待ちましたが、保管期間は、使おうと思えばいつでも使えるくらい、よい状態でわかりやすい収納にしていました。



整理のタイミングで必要なモノとは、実際に使うモノと、使わなくても大切な「思い出」があるもの、とシンプルに考えます。

そんな思い出が詰まったモノであっても、そのモノに対する気持ちの賞味期限が切れたモノは、手放すタイミングを迎えると思います。


成長の過程で共にしたゴルフセット。
記念に写真を撮って、感謝の気持ちと共に手放すことができました。




まだクラブのサイズがちょうどいい頃の写真。
懐かしいな〜