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ワークライフバランスに一役

最近観た池上彰さんのテレビ番組で、20代が選ぶ会社の条件の第3位にワークライフバランスが入っていました。


その結果を見て、喉の奥から声が出そうなくらい共感!


長男が1才で広告代理店の営業職で育休後職場復帰し、いかに仕事と子育てのバランスを取ったらよいか、どのように育児の時間を捻出したらよいか悩み、当時県庁で行われたワークライフバランスに関するお話を聞きに行ったことを思い出します。

今から14年前のことです。


当時勤務していた会社で育休取得者は私が社内初という状況。

私自身、どこまで希望を出してよいか前例がないため分からず、上司からはすきなようにしていいと温かい言葉をかけていただきましたが、とは言え会社全体、取引先のことまで考えると時短を言い出せず、フルタイム勤務と残業でとにかく仕事をこなすことに必死でした。

きっと周りの方々にもずいぶん助けられていたと思うのですが、当時の私は余裕がなかったように思います。


朝早くから夜まで勤務していたので、次第に家の中はモノが増え始めました。それと同時に、もっと子供と一緒にいたい、保育園にも顔を出したい、家の中を片付けたい、もっと掃除したいなど、したいけれどなかなかできないことだらけで思考も感情も膨らんでまとまらない感じがありました。


あの頃、今のようにしっかり暮らしをみつめながらモノの整理をし、適正量を決めて、暮らしやすい収納の仕組みづくりが家の中でできていたら、毎日の生活はかなり楽になっていただろうと想像します。

家事を楽にする収納、家族がわかりやすい収納、子供が自分で片付けや朝の支度ができる収納など、収納の仕方で日々の動きに違いが生まれ、それが重なると大きな差が生じるからです。


それと同時に、どのように暮らしていきたいかも考える余裕が生まれていたと思います。


ワークライフバランスを考える時、少しでも仕事時間を抑える考え方にプラスして、いかに家事を楽にできるかを考えた環境作りで時間を捻出できるかも大切なことだと経験から思います。



訪問アドバイスのお客様には、育休中に依頼される方もいます。


以前育休中に依頼のあった方から、作業終了後にこんな感想をいただきました。



「収納の仕組みづくりは、育休中に手に入れた最大の武器です」





わかりやすい収納の仕組み作りで、家事を残しつつ子供の寝かしつけで一緒に寝落ちしても、ご主人がリセットしてくれて、スッキリ整った部屋で朝を迎えられるようになったと嬉しいご感想をいただきました。


訪問アドバイスを依頼される方には、片付けが苦手な方だけでなく、元々は収納にも興味があり収納本も何冊も持っているもののゆっくり取り組む余裕がなく、どうしてよいかわからなくなり依頼される方もいます。


もっと時間的に余裕があればできることが、まだ幼い子供の育児と家事、仕事で時間も体力も使い切ってご相談される状況です。


仕事をしていれば、仕事を通して成し遂げたいこともあります。

育児が忙しい時期に、労働時間だけではなく、家事にかかる時間にも目を向けて整えられるところはしっかり整えていくことがキャリアを繋いでいくには必要だと切に思います。


いま子供さんが幼い方で、仕事に追われて育児と家事の時間捻出で悩んでいらっしゃる方は、一旦立ち止まって家の中を整理し収納の仕組み作りをすることをおすすめします。

一時的には時間も費用もかかりますが、一回整えるとその後の生活は大きく変化するからです。


整理収納には時間的、経済的、精神的効果があります。


私自身のあの苦しかった経験と、訪問アドバイスでの実例から子育て中のママには声を大にしてお伝えしたいことです。





夕方、デイから帰った次男が時々咳をするので、マスクつけて〜と言っても知らんぷり。


大きめなら締め付けなくていいかもと、大人用をつけたら顔がほぼマスク😁


笑ってるけど、マスク大きいよ😁