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朝のスイッチを入れるルーティン


大分の整理収納アドバイザー 板井善江です。


みなさんにとって日々の暮らしの中のルーティンはありますか?


ルーティンとは「決まった所作・動作を繰り返すこと」。


私自身考えてみれば毎朝のルーティンが思いつきます。


この季節はなかなか朝が明るくならず、早朝の時計を見て仮に6時でも、朝夕の違いがないくらい外の様子は真っ暗。

寒くて朝が暗いこの季節はエンジンがかかりにくい季節ですね。


朝起きてリビングに来るとまずは暖房のスイッチをオン。

部屋を温めつつ、まずは歯磨きから。

でもまだこの段階では家事に取り掛かるスイッチが入ってない日もあります。

本当は最初に炊飯鍋を乗せたIHのスイッチを押すところからスタートしたいのですが(わが家は炊飯器は使わずお鍋でご飯を炊く派です)、前の夜にお米を洗ってくれる係の夫がお鍋にお米を移しておらずボールにお米を水につけたままだとなんとなくすぐに取り掛かるのが億劫になる日もあります。


そんな日はどうするか?


私の場合はその他のルーティンに手をつけることでエンジンをかけています。


朝必ずすることのひとつが「お風呂を整えること」。


脱衣所にある洗濯機で洗濯を終えると、洗濯機に入れたままでしわになると困る依頼は、その隣のお風呂場に一時的にハンガーを使って掛けておきますすが、その作業をするためにもお風呂を整えておくのは必要なルーティンとなっています。


この時にすることが、


・乾燥させるために立てていたふたを所定の場所に立てる

・出しっぱなしになっているシャンプーやボディソープなどをカゴに入れて上に吊るしておく

・排水口にたまった髪の毛を取り除く

・前の晩使用して乾かすために掛けておいたタオルを洗濯カゴにいれる


こんなことをしてお風呂を整えていますが、そのルーティンの中のひとつを始めると流れるように次の作業へつながり、結果整ったお風呂を見てスッキリした気分へ。

ものの1分もかからないくらいのものです。

ルーティンの一つを終わらせて小さな達成感を味わうと弾みが出て次のルーティンへとシフトできる感じです。


朝は朝食準備やお弁当作りと片付け、洗濯、次男の登校準備サポートと送迎など短時間に作業が集中するので、お風呂を整えること以外はできるだけ前の晩にしておいて、キッチンですぐに作業に取り掛かれるようにしています。


すぐに作業に取り掛かれるのが「ゼロスタート」とすると、片付けから始まるのは「マイナススタート」と考え、マイナススタートは朝からめんどうなので家族にも協力をお願いし、できるだけゼロスタートできるようにしています。