· 

実家を片付けて気づいたこと

大分県大分市を拠点に活動をしております、整理収納アドバイザー 板井善江です。


もう5、6年くらい前になるでしょうか・・・。

結婚するまで実家暮らしだった私は、結婚して家を出る時、仕事が忙しかったことを理由に実家の自分の部屋に荷物を残したままでした。


少し落ち着いたら片付けに行こう、と思いながらも、出産や育児と仕事に追われてまとまった時間が取れず、実家に顔を出しても自分の部屋だった場所の荷物はそのままに過ごしていました。


それから約10年経ったころ、父に再度促されて部屋にあった荷物をやっと片付けることに。


押入れの中やクローゼットの中、本棚や引き出しの中。
子供の頃から過ごした部屋には、思い出深いモノを整頓してきっちり収納していました。


結婚して10年は経ち、実家に残してきたモノは結婚後の生活ではすでに使わなくなったモノでしたので、割とスムーズに整理していくことができました。



その時に気づいたことがあります。

子供の頃から片付けが好きで、インテリアを楽しみながらいつも部屋をキレイに整えていたので、片付けは得意だと思っていましたが、私が得意だったのは「整頓」だったということ。


親からはいつか使えるかもしれないから、とモノを捨てずに持っておくように言われていましたので、使わないものも種類ごとに分類してきれいに整頓して持っていたことに改めて気づきました。


整理収納の本質的な考え方を学んだ後に、10年前までの自分自身のモノの持ち方を目の当たりにすると、感じたのは違和感。
使わないモノを持つことで収納スペースはどこもモノが多く、モノを持ち続けることが優先されていたことで、モノを活かす暮らしではなかったことを感じました。



使わなくなったモノもとっていたせいで、モノが多めで、それでも部屋はきれいに整えておきたいと思うことで、いつしか整頓の技術だけは自然と身についていったようです。

でも、使うモノと使わないモノが一緒に整頓された収納スペースは、決して使いやすくはなかったはず。

ゴミ収集車も手配して、すでに不要だと判断したものは処分していった結果、子供部屋として使っていた部屋はスッキリし、また新たな使い方ができる部屋へと変わりました。
整理の考え方を知らないままだったら、きっと判断が甘くなり、新居に多くのモノを持ち込んでいたかもしれません。
そうすることで、その後の生活がどうなるか…と想像すると、整理収納の考え方を学んで本当によかったと感じています。


整理するには区別が必要。
判断の連続です。

もし、整理が苦手という方は、そんな判断をついつい先延ばしにして多くのモノに囲まれて過ごしていらっしゃるかもしれません。


整理収納の本質的な考え方を学ぶと、そんな甘い判断が大きく変化していくと経験から思います。


整理も収納も「技術」です。
訓練すれば必ず磨かれていき、できるようになってきます。


整理収納について学びたい方
片付けのご相談を希望する方は
ぜひzoomセミナー、zoomサポートをご利用ください。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

🔸7月のセミナーのお知らせ


【整理収納zoomセミナー】


⚫︎7/10.17(水)10:00-11:30



【整理収納zoomサポート】

⚫︎7/9.16(火)10:00-11:00    13:00-14:00


詳しくはこちら



🔸【3ヶ月お片付け実践コース】
  10月〜12月の申込をスタートしました!

詳しくはこちら