大分県大分市を拠点に活動をしております、整理収納アドバイザー板井善江です。
「お片付けをしようと思い立ったら、まず初めにすることは・・・・?」
この質問をセミナーの時によくします。
何をすると思いますか?
お片付けの手順の1つ目ですが
これは「モノの整理」です。
「モノの整理」とは「要る・要らないを区別する」「要らないモノを取り除く」こと。
この「要る・要らない」を区別することは、種類によって、モノによって進みづらいことがよくあります。
洋服、靴、アクセサリー、子供が作った工作や作品、写真、プレゼントとしてもらったもの・・・など。
「要らない」と割り切れない理由は、人の数だけあるといってもいいと思います。
そんな区別の判断ができない時。
考えるのが苦痛になって、そのまま整理をやめてしまった・・・・。
そうなるといつまでも片づかない状態のまま。
でも、待ってください!
そんなときの対処方法は2つあります!
その1:整理のタイミングの好機を待つ
例えば外食に行ってメニューを見た時、「これにしよう!」とすぐに決まる日と、「どれにしようかな・・・」と迷い続ける日がありませんか?
すぐに決まる時は、メニューを見た瞬間にだいたい決まると思います。体が欲しているもの、食べたいものがすぐにわかる時。そんなときは体調がよい時ではないでしょうか?だからこそ判断もクリアにさえているのだと思います。
整理をする時も、疲れている時や体調がイマイチなときは判断が鈍りがちになるように思います。そんな時は今が整理をする好機ではないと割り切って、先延ばしにするということではなく、次の予定を立て直すのも一つの手です。
整理が苦手かも・・・と思うのではなく、体調のせいにする(笑)。
ただ、気持ち的にモヤモヤしていたり、他のことで思考が滞ってしまっている時には、整理することに集中し作業を進めることが思考や感情の切り替えとなり、思考回路の滞りによる精神的なモヤモヤを弱めてくれることがあります。片付けをしてスッキリした経験、ありますよね?
これが整理収納の3大効果のひとつである「精神的効果」です。
その2:保留場所を作る
「要る・要らない」の2択に加えて、どうしてもいま決められない!というモノには、そのモノを一時的に保管しておく場所を確保します。その場合、一緒にする大切なことが「次回の整理日を決める」ことです。
次回判断するまでに、実際に使うかどうかや、残しておくことの意味を再確認してみてください。
判断に迷うには迷うなりの理由があります。
その理由を整理すること、どうするかの判断が難しい、そのような時こそ整理収納アドバイザーに相談するとクリアになっていきます。
整理は判断の連続です。
それを難しいと感じるかは人それぞれです。
でも、苦手だと思う前にご紹介したような逃げ道をうまく利用しながら、少しでも前に進められれば必ずゴールは見えてきます。
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