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IH周りには何も置かない理由

大分県大分市を拠点に活動をしております、整理収納アドバイザー 板井善江です。


使うモノを使う場所に収納すると、そのモノを使う時にさっと取り出すことができ、片付ける時も片付けやすくなります。

例えばタオル。
タオルを使うのは脱衣所や洗面所なので、その場所に収納する、ということは多くの方がしていることかと思います。


では、常備薬。
お薬はどこに収納していますか?
リビングに置いている方が多いですが、
服用するのにお水が必要ならキッチンに収納すると、そのままキッチンへ行くだけでお薬を飲めますよね。


行動する際に使うモノをその場所に置くことで行動がスムーズになりますが、キッチンのIH周り(ガス周り)はできるだけモノを置かないようにしています。
それはこんな経験から。


まだ結婚したばかりの頃、ガス周りには調味料やスパイス類を並べて置いていました。
使いたい時にさっと使える便利さを考えてのことです。



しかし火の周りは油や調味料か飛び散ったりして、いつの間にか容器の蓋がベタベタとし、時々拭こうとしても油汚れと埃がこびりついてしまってなかなかキレイに拭き上げられない…ということになってしまいました。


また、そんなIH周りをスッキリ拭くのに、
容器をその都度退けるのが億劫になり、拭く回数も減ってしまいお掃除の回数が減ってしまった…という経験があります。


ガスよりIHの方が油汚れが着きにくいようですが、それでもお料理をしていればIH周りは汚れやすい場所。
毎日しっかり拭き上げられるようIH周りにはなにも置かないことにしています。

また、IH周りは洗ったものでしっかり乾かしたい時にしばらく置いておくと乾きやすい場所なので、例えばまな板やお弁当箱、タッパー類などの水気を拭き取った後、食器棚や引き出しにしまう前に少しだけ置いておくのですが、そんな時にも何も置いてないからこそその場所を活用できています。